妊娠9ヶ月目★準備段階の話
汚実家再生プロジェクトの始まりは里帰り前の一時帰宅時でした。
私は現在大阪で生活していますが、実家は四国の田舎の山を切り開いた新興住宅地。
私が小さい頃は結構栄えていましたが、人が少しずつ離れ今では少し寂しい印象を
受ける住宅密集地。
築27年の実家はゴミ屋敷程ではないですが、ヘビースモーカーの父のせいで壁やカーテンは茶色いヤニやほこりで汚れ、ダイニングテーブルには物が溢れ、椅子の背には常に服やら下着やらがかけられて使用不可能。
台所は分別中のゴミが散乱し、ゴミ屋敷一歩手前。
せっかく数年前に交換したI型システムキッチンは作業台がゴミだらけで直視したらご飯が食べれなくなるのでなるべく視界に入らないようにしないと生活できない。
床も所々真っ黒…とまではいかないけれど薄汚れて素足で歩きたくないほど汚れ…
水回りはカビだらけで見るも無残。
そして大問題はまるでペットか!というほどはびこるゴキやハエ…
そんな実家に妊娠8ヶ月目の最後らへん、里帰り先の病院に一度行かなければならなかったのでGWを利用し、1週間程帰宅していました。
お風呂場は正月に掃除したのですが、GWの時点で床の3分の1は黒いカビで覆われていて、その部分は踏まないように慎重にお風呂に入り、
1〜2年前に実家にプレゼントした珪藻土マットは汚れて所々謎の黒い何かが付いているので素足で踏めず、結局足拭き用タオルを珪藻土マットの上に乗せて足を拭かなければいけない状態。
夜中にトイレに起き、洗面所で手を洗いに行くと必ずゴキが出現するという悲惨さ。
当然私はゴキと戦う事が出来ない人種なので、選択肢は「逃げる」「母を召喚」「叫ぶ」の3つしかできません。
母も昔はハエたたき片手にゴキが出現すれば叩いて処理してくれていたのに、最近は歳のせいかゴキが現れても「あぁまたか」と柔和に無視。(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
バルサンもゴキジェットも昔から散々やってと言っているけどナチュラル志向派の母は薬品系の使用を頑なに拒否。
柔軟剤すら「昔友人に柔軟剤は危険!」と言われたから、と未だに使用しない母なのです。
そんな状態なのでゴキに完全に舐められ、ゴキパラダイスになってる汚実家…
朝目が覚めると布団の上をちびゴキがトコトコ歩いていたり…布団に黒いゴミが落ちてるなと思ってよく見るとちびゴキの屍骸だった…なんて事がGW中に何度も起こったため、もうこれは里帰り出産できる状態ではないなと断定(-""-;)
大阪に帰ってすぐ実家再生プロジェクトのプラン作りを始めました。
実家再生リフォームプラン
最初はヤニで汚れた壁を全て剥がし、クロスを張り替え
天井はペンキ塗り。
汚い床はクッションフロアを敷いて隠し、
汚れたり破れてる襖を張り替え、
ヤニとほこりで悲惨なカーテンをオキシクリーンで綺麗にし、
リビング横の8畳和室に新しい6畳程のゴザマットをひく…
その上家全体にバルサンをしてゴキ退治!
これだけで材料を計算すると7万円程…
プラスで水回りもDIYすると最高15〜16万円という試算が出てきました。
これはちょっとこれから出産でお金がかかる私には出せる金額ではないので兄に支援を要請。
見事却下(꒪ȏ꒪;)
喧嘩になりましたが、「お前の気持ちはわかるけど、そんなリフォームをしたところであの親の事だから元通りの汚実家に戻るだけ」と言われて納得(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
兄と話し合う前に実行に向けて父母に計画を打ち明け、プラン図を作成郵送し、壁紙サンプルも渡して着実に計画を進めていっていましたがリフォーム案は却下になりました。
※実はリフォーム案を母に話した時は激怒され2〜3日気まずい関係になってました。
続く…